FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

福与城

福与城は上伊那郡箕輪町にある城館跡です。天竜川の東岸段丘の段斜面上にあって、周囲は深い沢や川に囲まれた自然地形を巧みに利用した要害です 戦国時代の天文14年(1545年)には城主藤沢頼親と武田勢とのあいだで50日にも及ぶ篭城戦がありました......

IMG_1235_convert_20160913092233.jpg説明板①{+クリックで拡大します}

IMG_1277_convert_20160912164919.jpg本郭(城)の南と西側には緩やかな斜面で帯郭としての機能もあったかもしれない 虎口なども現状はっつきりしないですが、さほど凝った様子はなさそうです

IMG_1275_convert_20160912165233.jpg主郭から横堀を隔て南城の方面を見る。このあたりには乳母屋敷があったとされる場所のようです....さらにその南側には判の木沢があって天然の深い外壕となっていました

IMG_1233_convert_20160912164257.jpg 本城(主郭)の南側に普請された大きな堀 土橋も架けてありましたが最近の物?かもしれませんね

IMG_1242_convert_20160912165443.jpg  IMG_1271_convert_20160913092139.jpg
                                  説明板②{+クリックで拡大します}                        
一段と高い場所にある本郭は北西南の三方を堀や切岸で囲まれ東は鎌倉沢に面した10m程の断崖になります。
この沢沿い一帯には以前は棚田が広がってたようで、時と場合によっては泥田などにして防御を高めていたのかもしれませんね(想像ですが)

IMG_1243_convert_20160912164417.jpg主郭から北郭(城)を見ます。この城の広大さとか奥行きなどが実感しますね 主郭をはじめ全体的に土塁などは後に耕作地になった為か殆んどないようでしたね... 稲荷社裏の高まりが僅かにある痕跡でしょうか?


IMG_1256_convert_20160917213456.jpg足元をみると夏らしい草花が繁ってます

IMG_1258_convert_20160912164654.jpg主郭と北郭にはなかなかの高低差があります。下り行くと浅めですが幅広な堀があります。自然地形+堀といった雰囲気でありました
このあたり切岸も大きく感じます 夏場で深い草に阻まれこれより先の北城にはは行けませんでしたが雰囲気的にはここが最も堅固そうな感じもしますが...大手口はどうもこの先にあったようで、30m以上ある天竜川の断崖下には町屋(三日町)があったようです



IMG_1280_convert_20160912165142.jpg横堀を隔てて本郭の西下にある二郭(姫屋敷とも)
こちらも草が多い様子で行くのを断念しましたですからもう一度冬場頃にでも来て細部まで見てみたいですね

IMG_1284_convert_20160917214121.jpgやはり主郭の周囲のスロープは自然地形の名残もあるような気もする


IMG_1292_convert_20160912165639.jpg権次郭があった高台 
南東側の豊口に搦手があり往時は外掘りがあったようです.....この権次郭(舎弟権次郎が守備したのか)切岸近くに堀もあったかもしれない。外郭の防ぎの要所になっていたと思えます

2016年8月中旬訪問

場所:上伊那郡箕輪町福与
箕輪南小学校脇の交差点を、ふるさと農道方行に曲がり道なりにしばらく行くと入口案内が見えます


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

武田も落とせなかった城

伊那谷特有の河岸段丘を利用したデカイ城ですね。
反武田の伊那衆が集結し親類の小笠原長時が後詰めに回ったので武田軍としても攻城にてこずったようです。

藤沢頼親は流浪の果てに武田が滅ぶと後北条氏の支援を得て復帰しますが破却された福与城は諦め、平城の田中城を築城します。しかし、天正壬午の乱で敵対する徳川方の保科正直に攻められ落城、藤沢氏は滅亡しました。

伊那の豪族の末路は哀れなケースが多く郷愁を誘います・・・。

No title

コメントありがとうございます♪

自然地形を巧みに利用した意外と大きな城館跡でした。かなりの勢力があった領主であったのだなぁと思いました
また歴史を感じさせる館に因んだ地名などもいくつか残り、想像しながら遺構を散策できて面白かったです

天正壬午の乱の時、残念ながら田中城で保科勢に攻められ落城となったようですが、この時代らしい数奇な武将だったかもしれませんね
プロフィール

yama

Author:yama
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。